いったいHSPとは何なのか。5分でわかるように解説してみた。

2019/04/08
 
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こんにちは、テルクニです。

最近HSPという言葉が広まってきて、「自分の生きづらさはこれだったんだ!」と気づく人も多くなってきたと思います。

でも、それと同時に「私って何かの病気なんじゃ…」と不安に思う方もいると思います。

僕自身、最初はちゃんとした知識がなく不安な思いを抱いていました。

そこで、ここではHSPについてまるっと知ることができるように情報をまとめてみました。参考になればありがたいです。

HSPとは?

HSPとはHighly Sensitive Personの略で、「非常に敏感なひとたち」のことを指します。

この概念を提唱したのはエレイン・N・アーロン博士という人物。彼女自身、とても敏感なHSPでした。

HSPは全人口におよそ5人に1人の割合で存在するとされ、人間だけではなく他の動物にも存在すると言われています。

また、HSPには大きく分けて以下の4つの特徴(DOES)があると説明されます。

  • Depth of processing
  • Over aroused
  • Emotional reactivity and high empathy
  • Sensitivity to subtle stimuli

これを日本語に直すと

  • 深く処理する
  • 過剰に刺激を受けやすい
  • 感情の幅が広い、共感性が高い
  • 僅かな刺激に対する感受性

と言った具合になりますね。

簡単に言えば光や音、匂いといった刺激や人の感情に対して敏感であり、物事を深く考え処理するというのがHSPの特徴です。

HSP診断ガイド

HSPを診断する方法はいくつかありますが、ここではアーロン博士が作ったものを参考に挙げておきます。「もしかしてHSPかも…」という方はぜひ一度診断してみてください。

  1. 自分を取り巻く環境の微妙な変化によく気がつく方だ
  2. の気分に左右される
  3. 痛みにとても敏感である
  4. 忙しい日が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所に引きこもりたくなる
  5. カフェインに敏感に反応する
  6. 明るい光や強い臭い、ザラザラした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
  7. 豊かな想像力を持ち、空想にふけりやすい
  8. 騒音に悩まされやすい
  9. 美術や音楽に深く心を動かされる
  10. とても誠実である
  11. すぐに驚いてしまう
  12. 短時間にたくさんのことをしなければならない場合、混乱してしまう
  13. 人が何か不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐ気づく
  14. 一度にたくさんのことを頼まれるのが嫌だ
  15. ミスしたり、忘れ物をしないよう、いつも気をつけている
  16. 暴力的な映画や、テレビ番組は見ないようにしている
  17. あまりにたくさんのことが自分の周りで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
  18. 生活に変化があると混乱する
  19. 繊細な香りや味、音楽を好む
  20. 普段の生活で、動揺を避けることに重きを置いている
  21. 仕事をする時、競争させられたり、観察されたりしていると、緊張していつも通りの実力を発揮できなくなる
  22. 子供の頃、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

(出典…『ひといちばい敏感な子』)

上記の質問に12個以上「はい」と答えた方、または当てはまる度合いがものすごく強い方はおそらくHSPだと言えます。

もっと知りたい!という方は自分のHSPの強度を診断できるサイトもあるので参考にしてみてくださいね。

HSPの特徴について

先ほど、DOESというHSPの特徴を紹介しましたが、これだけでは分かりにくいと思うので一般的によく言われるHSPの特徴をここで紹介します。

※あくまでもこういった傾向が高いということであって全てのHSPがここに当てはまるわけではありません。

人の感情に敏感

まず挙げられるのは人の感情にとても敏感だということです。共感力が非常に高いとも言えます。

例えば、同じ部屋の中に怒っている人がいると気分が悪くなったり、不安になってしまうという方が多いです。

相手のちょっとした仕草や言葉から、「この人はこういう風に思っているんだ」という感情を読み取ってしまいます

とても疲れやすい

HSPは疲れやすい方が多いです。

非HSPにとっては何でもないようなことが、HSPにとってはクタクタになるようなことだというのは良くあります。

これは、HSPは色々な情報をキャッチし、それを処理しているためだと僕は考えています。

より多くの情報を受け取ってしまうため、非HSPよりも疲れやすいのです。その結果として、「長時間寝れないと疲れが取れない」と感じる方も多いです。

瞬間的な反応が苦手

様々な情報をキャッチしてしまうHSPは、話しかけられた時に「何が正しい答えなのか」をよくよく考えてしまいます。

そのため、パッパッと話題が切り替わる会話は苦手で、反応も遅れがちになってしまいます。

しかし、話を聞いていないわけではなく、頭の中では多くのことを考えている場合が多いです。

そのため、文章にして意見を出してもらうとその内容に驚かれることもあります。

静かな場所・少人数を好む

内省的なことを好むHSPは騒がしいイベントに参加するよりも、1人で静かに過ごすことを好む傾向が強いです。

特に騒がしい場所では音や光に圧倒されてしまうことが多く、他の人と楽しむ余裕がなくなってしまいます。

そのため、1人で静かに過ごすことを好みやすく、周りからは「内気な人」だと思われることも多くあるのです。

HSPに対する誤解

認知されつつあるHSPですが、2つの大きな誤解がなされやすい僕は感じています。

ここで分かりやすく紹介したいと思います。

HSP=内気ではない

HSPと一言に言ってもそのうちの3割ほどは外向的だと言われています。

これらの人たちはHSS型HSPとも言われ、大いに刺激を求める傾向にあるのです。

HSPといっても全員が全員内向的なタイプではないということはなかなか知られていません。

HSS型HSPのタイプは大いに刺激を求めますが、自分のキャパシティを超えて刺激を追求してしまうため、次の日には動けなくなるなんてこともあります。

詳しくは別記事で紹介しているので、気になる方はこちらを参考にしてくださいね。

HSPとHSS両方の特性を兼ね備えているってどういうことか徹底解説してみた。>>

HSP=病気ではない

また、もう1つの大きな誤解がHSPは病気の一種だと思われているということです。

ハッキリと言えますがHSPは病気ではなく、その人が生まれ持った性質の1つです。

そのため、特別な治療が必要というものではなく、自分がHSPだからといって心配する必要はありません。

HSPが原因で生きづらさを感じるケースが多いため、病気ではないかと思ってしまいますが、そうではなく生まれ持った性質であるということをよく知っておいて下さい。

HSPだと分かったらどうすればいい?

でも、自分がHSPだと分かったらどうすればいいのでしょうか。病気ではないと言われても少し心配になりますよね。

僕が思うに自分がHSPだと分かった場合、3つのことが重要になってきます。

HSPだと認め、知識を増やす

まずは、自分がHSPだということを認め、それに関する正しい理解をすることが大事です。

先ほども触れた通り、HSP=病気といったような誤解もついて回るため、「自分、大丈夫なのかな…」と思ってしまいますが、正しい情報を知っていれば不安に思う必要もありません。

HSPについては色々と発信している方も多いですし、最近では多くの本が出版されています。こういった情報を参考にしながらHSPの理解を深めていくのはオススメ。

というのも、正しい情報をインプットすることで、HSPという性質とうまく付き合えるようになるからです。

まずは自分がHSPだと認め、どんな性質があるのかを詳しく知りましょう。

自分の性質と向き合う

どんな性質があるか分かったら、その性質と向き合うことが重要です。

特に注目して欲しいのは、その性質を変えることができるのか、変えることはできないのかという点です。

生まれ持った性質を変えることは難しいですが、努力次第で変えられる部分も多くあります。

例えば、もともと社交的ではなくても話術はある程度鍛えることができますよね。でも、人と話すのを好きになるというのは難しいかもしれません。

このように変えられる部分と変えられない部分を見極め、変えられる部分を変える努力をしましょう。

できないからといってHSPのせいにする必要はありません。変えられない部分は変えられないんだと割り切り、前に進むことが大切です。

HSPを伝える努力をする

HSPという性質は近年になって認知されつつあるとはいえ、まだまだ認知度は低いと思います。

非HSPの方はもちろん、HSPである方も自分がHSPなんだという自覚がある方は少ないのではないでしょうか。

僕たちが住みやすい環境を整えるためにはHSPについての認知度を高める必要があると思っています。

非HSPの方に理解を深めてもらうことで、僕たちはより暮らしやすくなると思いますし、HSPの概念を伝えることで、今までの生きづらさに1つの答えを出せる人もいると思います。

そのためには、自分がHSPだという自覚がある人が少しずつ発信していくことが大事です。

直接身の回りの人に伝えるのは難しいかもしれませんが、SNSなどの力を借りて発信していくことで世の中のHSPに対する見方も少しずつ変わっていくと思います。

まとめ

今回はHSPについて、その特徴や傾向、対処方法などを詳しくお伝えしてきました。

HSPとわかるとスッキリした気分になりますが、それだけでは不十分で自分の性質とうまく付き合うことが重要になってきます。

まずは、自分がHSPであることを認め、自分の性質と付き合っていく決心をしましょう。

そして、自分のことを発信していくことで世界は変わっていくと思います。ドンドンとHSPのことを周りに広めていきましょうね。

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