【体験談】適応障害→アルバイトで社会復帰はホントにできるの?

 
アルバイト
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こんにちは。テルクニと言います。

僕は新卒で入った会社で適応障害・うつ状態になり、休職→退職して実家に帰りました。

最初のうちは全くと言っていいほど何もできなかったんですが、体調も安定してきて「このままじゃやべぇよな…」とアルバイトを開始。働き始めてちょうど1カ月くらいが経ちました。

今回は、僕が働き出す前後に感じたことをつらつらと紹介していきます。同じような状況にいる方の参考に慣れたら嬉しいです。

▶この記事でわかること

・適応障害から働き出せるまでどれくらいかかる?

・アルバイトは社会復帰になるの?

・適応障害は仕事選びで不利にならないのか?

適応障害が回復してくるまで

僕の場合、休職→退職した期間から数えると、働き始めるまではおよそ6~7カ月かかりました。

最初の数か月は本当に体も動かず、1日中寝ているような生活。結局そのまま会社に復帰することはできずに実家に帰ってきましたが、「何かをしよう!」という気力は全く湧いてきません。

でも、地元の心療内科の先生がとても親身に相談に乗ってくれる人だったり、家族が暖かく見守ってくれたこともあったりして、徐々に体調は回復。だんだんと日中は活動できるようになってきました。

多くの場合、適応障害というのはストレスの原因となる環境(会社や学校など)から離れて6カ月以内に症状が改善されると言われており、僕も大体同じくらいの期間で散歩したり、本を読んだりといった意欲が湧いてきましたね。

すこし焦る気持ちが出てきた

症状が回復してくるに伴って、僕の中には「だんだん良くはなってきたけど、このままでいいのか…?」という焦りも出てくるようになりました。

家族は理解してくれているとはいえ、携帯代や保険料など毎月の支払いはかさんでいきますし、「社会復帰できないんじゃないか」という不安にも襲われるようになったんです。

そこで、まずは正社員ではなくアルバイトから始めて身体を徐々に慣らしていこうと、バイト探しをするようになりました。

アルバイトはあっさり決まった

適応障害・うつ状態から回復してきたとはいえ、体力はかなり落ちています

しかも朝早く起きるという習慣がついていない状態だったので、以下のような条件に絞ってバイトを探すことにしました。

・体力をそこまで必要としない

・朝は早くない

・家から割と近い

・週に3~4日で働くことができる

こうして並べてみると結構いろいろ贅沢な条件を付けていますよね笑。

でも、僕のように一度仕事から離れてしまった人は絶対に負担にならない内容でバイトを始めるべきです。あくまでもバイトは社会復帰の一環であり、症状の回復を優先させましょう。

仕事は探せばすぐに見つかる

僕の実家はかなり田舎の方にあります。なので、最初は「そんな簡単に条件に合うバイトが見つかるだろうか…」とかなり不安でした。

僕は学生時代に塾講師として働いていた経験もあったので、まずは近くにある塾で条件に合うところから探し始めることに。

「とりあえず何件か応募してみないとな…」と応募してみたところ、いきなり次の日に面接が決まりまさかの即採用となりました。こんなにスムーズにいくとは思っていませんでしたね…笑

地方だから余計にそうなのかもしれませんが、どんな業界でも人手は足りていないようですね。特に自分が経験のある職種だとかなりスムーズに仕事を見つけることができます。

適応障害・うつ状態はマイナスにならないの?

働き始めようと思うと気になるのが「アルバイトを決める際に適応障害やうつ状態だったことで不採用になるんじゃ…」ということですよね。

結論から言えば、この点は特に気にする必要はありません。

もちろん、面接ではなぜ前職を辞めてしまったのか理由は聞かれますが、隠すことなくハッキリ事情を話した方がいいです。

現在、10人に1人がうつ病に罹るとも言われており、精神的な病というのは珍しいことではありません。普通の採用担当者ならそういった状況をきちんと把握しています。

また、自分のあまり話したくない部分をちゃんと伝える人=誠実な人という印象を持ってもらえることも多いです。ヘンに気にしすぎる必要はなく、しっかりと現状や働く際の希望については伝えておきましょう。

働いてみて感じたこと

実際アルバイトを始めてみると、色々と新しい発見がありました。

家の中に籠っているだけでは分からない部分も多く、自分の状態を改めて確認することができたのはとても良かったですね。

僕がバイトを始めてから強く感じたのは次の3つです。

・ブランクがある分疲れやすい

・意外と仕事は楽しい

・働いていた方が気が楽

①ブランクがある分疲れやすい

バイトを始めて慣れるまでは非常に疲れました。最初のうちは1日3時間くらいしか働いていなかったのですが、家に帰って速攻で布団に入っていました。

今まで活動らしい活動をしていなかったのですから当たり前と言えば当たり前ですよね…笑。塾講師は力仕事ではないとはいえ、休職してから基礎体力がメチャクチャ少なくなっていると感じます。

また、今まで家族や友人以外と接することがなかったのですが、仕事を始めると否応なしに人とかかわることになります。どうしても最初のうちは「気疲れ」が激しいですね。

一定の時間集中して何かに取り組んだり、他の人と一緒に何かをするということが膨大なエネルギーを使うということが改めて分かりました。

②意外と仕事は楽しい

適応障害になってからは「仕事」というものが怖くて仕方なかったです。当時は「仕事」という言葉を耳にするだけで不安感や恐怖感に襲われていました。

病状が回復してきてからも仕事に対するトラウマは残っており、「本当に自分はできるのだろうか…」とバイトの応募にもかなりためらっていました。

でも、実際に始めてみると「自分は働くこと自体が嫌いなわけではないんだな」ということが分かりました。最初は慣れないことだらけで大変ですが、バイトでも働いている充実感を味わうことができます。

僕の場合は塾講師として生徒に勉強を教える中で「自分も役に立ってるな」という感覚を強く感じています。特に生徒が分からなかった部分を理解できたとき、「わかった!」と嬉しそうに言ってくれるのはやりがいがあります。

「幸福とは他者への貢献感のことである」

と心理学者のアドラーも言っていますが、「役に立っている」という感覚は自信につながりますし、「仕事」に対する悪いイメージを払拭できたのはとても大きいです。

③働いていた方が気が楽

また、実家にずっといるというのもかなり気を遣います。

家族は僕の症状について理解してくれていますが、「周りからみたら自分は何もしていないやつだよな…」「家にいるなら家事くらいやらないといけないのに…」と自己嫌悪に陥ることがしばしばありました。

僕のことを心配して家族が話しかけてきてくれても、それが鬱陶しく感じてしまいさらに自己嫌悪に陥る…といった負のループから抜け出せないことも多かったですね。

いくら身内とはいえ、ずっと一緒にいると疲れてしまいます。その点から言うとバイトを始めて家族と程よい距離感を作ることができたというのは僕にとって非常にプラスになりました。

身体が動かないときは本当に寝る以外の選択肢がなかったですが、家にずっといるというのも気疲れします。バイトで外に出ることで気がかなり楽になりますね。

結論:社会復帰は十分できる

適応障害になり仕事から離れていた期間も長かった僕ですが、アルバイトを始めることによって経済的・精神的にも少しゆとりが生まれてきました。

仕事を辞めてしまってからは社会や人間関係というものにマイナスのイメージばかり抱くようになっていましたが、それも少しずつ払拭されてきたと感じます。バイトをしながら仕事や人間関係に少しずつ慣れていき、将来のこともじっくりと考えていきたいと思います。

一度仕事を離れた場合、いきなり正社員で働きなおすというのは体力的にも精神的にもかなりしんどいです。

もしあなたが僕のように適応障害やうつで退職してしまったのなら、まずは焦らないこと。余裕が出てきたらバイトをはじめ、将来のことは徐々に考えていくか~くらいの感覚で、気楽に構えておきましょう。

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