HSPは遺伝するの?環境的な要因についても考察してみた

2019/04/08
 
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HSPという概念が広まりつつありますね。
敏感な人は約5人に1人の割合と少数派ですが、なぜ敏感な子は生まれるのでしょうか。

その答えを遺伝子に求める人も多くいると思います。実際、アーロン博士もHSPは生まれつきの性質であることを述べていますね。

今回は遺伝という観点からHSPについて考えていきたいと思います。

HSPは遺伝するのか

HSPは遺伝すると考えられています。しかし、「これが発現したらHSPだ!」という特定の遺伝子は見つかっていません

また、両親がHSPではないのに子供がHSPであるといったケースもあります。このことはどう説明したらいいのでしょうか。

まず、HSPと一口にいってもその性質はバラバラです。
相手の感情を読み取るのが上手い人、チクチクした手触りを嫌がる人…など敏感な人をまとめてHSPと呼んでいるのです。

このような性質は特定の遺伝子1つだけではなく、複数の遺伝子が組み合わさって性質として発現しているからだと考えられます。

また、複数の遺伝子が組み合わさることにより特定の遺伝子の発現を抑制するケースがあります。このため両親と子供とで一方だけがHSPだという違いも出てくるのです。

HSPには環境的な要因はないのか

遺伝にまつわるもう1つの疑問が、「遺伝子だけではなく環境的な要因もないのだろうか」というものです。

これについては性質とその現れ方を分けて考えることが必要になると思います。

先程からHSPは遺伝的要因に基づくということをお伝えしてきました。つまり、敏感な子は生まれつき敏感なのです。

しかし、その敏感さがどこまで表に現れるかというのは生まれ育った環境によって左右されます

例えば、非HSPの家族の中で育った場合には、敏感さを矯正しようとする圧力がかかるのではないでしょうか。そうして、敏感さを弱さだと思い込み、それを抑えて成長する子供も多いはずです。

また、HSPが非常に外向的なHSS型HSPになるというケースもあるのではないかと考えられています。

こちらも「人と交流するのがいいこと」「新しい刺激を求めるのがいいこと」といった環境で過ごすことで、外向的な仮面をかぶってしまうというケースです。

このように、どれだけHSP的な気質を発現させるかという部分には環境的な要因も関わっていそうだと言われているのです。

もっと大事なこと

遺伝的な要因にしろ、環境的な要因にしろ、もしあなたがHSPであるならばその事実は変えることはできないですよね。

そんな時、より大事になるのは「与えられたものをどう使うか」という視点です。

HSPは病気ではありません。むしろあなたの才能なのです。

自分にはどんな性質があって、それはどんな時に発揮されるのかをまずきちんと理解することが大切なことです。そして、自分の性質を強みに変えることができればあなたの生活は一変します。

簡単なことではありませんが、原因を探るよりも今、何ができるのかに注目してみてはいかがでしょうか

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