HSPとADHDの違いをわかりやすく解説!なぜ誤解されているかを探ってみた

2019/04/08
 
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HSPとADHDはしばしば同じものだとして捉えられてしまいがちです。

でも、この2つの特性は全く別のものと言うことができます。

今回はHSPとADHDがどんな点で違うというのか、なぜ混同されているのかについて考えていきたいと思います。

※今回の内容はより専門的であるため「ひといちばい敏感な子」のアーロン博士の説を参考にしています。

HSPとADHDはなぜ混同されるのか

なぜHSPとADHDが混同されるかと言うと、その理由の1つとして挙げられるのはADHDの特徴の1つに、「気が散りやすい」という特徴があるためです。

実はHSPも「気が散りやすい」という特徴を見せることがあります。

これはHSPの場合、周囲の多くのことに気づいてしまうため、次から次へと関心の対象が変化していくのです。これを指して「気が散りやすい」と言われることがあります。

また、ADHDのような振る舞いをHSPがしてしまうというケースがあることも2つが混同される原因となっています。

例えば、HSPは外からの刺激が複数になると、疲れてしまいます。

その状態のときにさらに刺激が増えていくと、混乱してしまいADHDのように普通ではない挙動を見せることがあるのです。

このように表面上だけ見るとHSPとADHDには同じ特徴があるため、誤診を招く結果となっているのです。

なぜHSPとADHDは違うと言えるのか

では、HSPとADHDが違うと言える理由はどこにあるのでしょうか。その理由は3つに分けて説明することができます。

脳の働き方の違い

血流の働きを調べると、多くのHSPは右脳の血流が活発なのに対して、ADHDは左脳の血流の方が活発だと言います。

これによって、HSPの子は用心深いのに対して、ADHDの子は活発に新しいことに挑戦していくという違いが出てきます。

ADHDが衝動的に思ったことを口に出したり、行動してしまう一方で、HSPが色々と考えてからでないと行動できないというのはここに原因があるように思えます。

このように脳のシステムの違いという観点からもHSPとADHDでは違うという研究結果が出されているのです。

意思決定ができるかどうか

また、HSPであれば慣れていない状況や刺激が多い状況では混乱してしまいますが、慣れている状況であれば十分に意思決定をすることができます

一方でADHDは意思決定や集中する機能が全般的に不全を起こしている状態のことを指しているため、どんな状況であれ意思決定をすることは困難です。

このように意思決定ができるかできないかという観点からもHSPとADHDは違う特性であるということができます。

まとめ

今回はHSPとADHDの関係や2つの間にある誤解についてまとめてみました。

特に小さい子供の場合、感情や行動をコントロールすることが難しいためHSC(Highly Sensitive Child)であってもADHDであると誤診されるケースが多いのではないかと思います。

一方で、「アーロン博士はHSCかつADHDであるということはあり得る」とも言っています。挙動に不安があったりあまりにもADHDの特性を強く見せる場合はADHDの可能性も疑った方がいいですね。

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